JavaScriptの変数宣言について
変数宣言とは
JavaScriptでは変数を定義する際に、変数宣言を行う必要があります。
簡単な例をあげます。
let name = 'tanaka'
nameという変数にtanakaを代入していますが、上記のように変数名の前にletが必要になります。
このように、「nameは変数だよ!」とletをつけて教える必要があり、これが変数宣言になります。
変数宣言の種類
上記では変数宣言にletを使用しましたが、他にvarとconstで変数宣言を行うことができます。varについてはES2015(ES6)バージョン以前の古い書き方なので、これからはletとconstを使用していくものとして2つの違いを説明していきます。
let
let name = 'tanaka'; console.log(name + 'さん、おはよう!');
コンソールで確認すると、以下のようになります。
次にnameの中身を'watanabe'に変えてみましょう。
let name = 'tanaka'; console.log(name + 'さん、おはよう!'); name = 'watanabe'; console.log(name + 'さん、おはよう!');
コンソールで確認すると、
このようにletで変数宣言をした場合は、変数の書き換えが可能です。
const
では、constで変数宣言をした場合です。同じように変数nameに代入していきます。
const name = 'tanaka'; console.log(name + 'さん、おはよう!');
コンソールで確認すると、
letの時と同様に表示がされています。では、変数を上書きしてみましょう。
const name = 'tanaka'; console.log(name + 'さん、おはよう!'); name = 'watanabe'; console.log(name + 'さん、おはよう!');
コンソールで確認すると、
エラーが起きてしまいました。
このようにconstでは変数の上書きができません。
ここが2つの違いになるので、状況により使い分けましょう。