DK’s diary

プログラミング初学者による発信

JavaScriptの変数宣言について

変数宣言とは

JavaScriptでは変数を定義する際に、変数宣言を行う必要があります。
簡単な例をあげます。

let name = 'tanaka'

nameという変数にtanakaを代入していますが、上記のように変数名の前にletが必要になります。
このように、「nameは変数だよ!」とletをつけて教える必要があり、これが変数宣言になります。

変数宣言の種類

上記では変数宣言にletを使用しましたが、他にvarとconstで変数宣言を行うことができます。varについてはES2015(ES6)バージョン以前の古い書き方なので、これからはletとconstを使用していくものとして2つの違いを説明していきます。


let
let name = 'tanaka';
console.log(name + 'さん、おはよう!');


コンソールで確認すると、以下のようになります。

f:id:dkdkdk3:20200415224158p:plain



次にnameの中身を'watanabe'に変えてみましょう。

let name = 'tanaka';
console.log(name + 'さん、おはよう!');
name = 'watanabe';
console.log(name + 'さん、おはよう!');


コンソールで確認すると、
f:id:dkdkdk3:20200415224720p:plain


このようにletで変数宣言をした場合は、変数の書き換えが可能です。


const

では、constで変数宣言をした場合です。同じように変数nameに代入していきます。

const name = 'tanaka';
console.log(name + 'さん、おはよう!');


コンソールで確認すると、
f:id:dkdkdk3:20200415225611p:plain


letの時と同様に表示がされています。では、変数を上書きしてみましょう。

const name = 'tanaka';
console.log(name + 'さん、おはよう!');
name = 'watanabe';
console.log(name + 'さん、おはよう!');


コンソールで確認すると、
f:id:dkdkdk3:20200415225908p:plain


エラーが起きてしまいました。
このようにconstでは変数の上書きができません。
ここが2つの違いになるので、状況により使い分けましょう。